DAIWAのジグってサクサスっていう刺さりのいいフックを使ってるじゃないですか?
あれって本当に刺さりが良いんですねーっていうのを身をもって体験しました。
グロ画像にならないように気を使いましたが、よく見ると指に針が刺さった画像が出てきます。
耐性のない人は、画像をアップにして見ないように注意してください。
あと、今回は自力でフックを抜きましたが、本来はすぐに病院に行くべき案件というのを最初にお伝えしておきますね。
DAIWAのサムライジグって本当に良いジグ(白目
アンチダイワなはずなのに、持ち物がほとんどダイワになりつつある今日この頃。
とくに興味もなかったサムライジグ(旧品のほう)を友人からプレゼントされたのが発端でした。
めっちゃ釣れそうなピンクゼブラグローの40g。
やだこれ、めっちゃ飛ぶやん///
アオハタが釣れてラッキー
もうね、このサムライジグが動かしやすくてなんかちょうど良いんです。
「俺はこのジグに出会うために生まれてきたんや!」てな具合で。
今まで舐めててごめんねぇって思いながら投げてたら数投で根掛かりのような重い感触に。
・・・海藻かな?
・・・流木かな?
いや、魚の引きを微かに感じる・・・!?
ってことで一生懸命重さに耐えて巻き上げてきたらなんとアオハタ!
全然引かないのに重いだけっていう、ハタ系にしては珍しいタイプの子でした。
突然暴れる魚、刺さるフック
でね、この子が結構奥までジグを飲み込んでいたので、トレブルフックを外そうとしたんですよ。
チャイロマルハタとかオオモンハタと比べて全然暴れないし、サクッと外して逃してあげようってなってですね。
で、プライヤーがトレブルフックに触れた瞬間大暴れ!!
指先に走る鈍痛。
背中を流れる冷や汗。
気がついたら指にフックがサクッと刺さっていました。ヤベえやつやコレ・・・!
病院に行くか救急車を呼ぶか
あー、どうしよ、、、
サクサスってめっちゃ刺さるんだなー
病院って日曜もやってたっけー?救急車ってここまでくるんだっけー?
てか、魚が暴れるたびに指が痛え。
って頭の中がパニック状態。
魚は暴れるし、頭は真っ白だし、どうやって魚からルアーを外したかは覚えてませんが、次の記憶はアオハタが海に元気よく帰っていくところでした。
フックが抜けねえ!
刺さったフックは抜けばいいじゃない?
そう思って軽く抜いてみようと引っ張ってみたら、カエシが強くてぜんぜん抜けない。
痛みに強いタイプなので痛さは耐えれるんだけど、ぜんぜん抜けないしどうにもならない。
万事休す。
そうだ、カエシを潰そう
とりあえずこのまま病院にいったとして、どういう処置をされるかシュミレーションしてみました。
「このままフックをカエシが出るとこまで貫通させて、カエシを潰して抜くのでは?」
ってことで脳内シュミレーションの医者と同じ用に処置してみることにしました。
日曜だから病院やってるかわかんないし、大きな病院に行くぐらいなら自分でできることをやっておきたい一心です。
フックを最後まで貫通させる
これがクッソ痛い。さらにカエシがプチプチと肉を裂いている感覚がわかって気持ち悪い
でもここで諦めたら試合終了で病院行きです。
意を決してグッと押し込みます。「へぁぁ」って変な声も出ます。
とりあえずカエシを出すことに成功しました。
カエシをフィッシングプライヤーで潰そう
右利きなのでプライヤーの扱いに支障もなく、カエシ自体はゴリっと潰すことができました。
フックが刺さったのが左手でよかった。
あと握力が80ぐらいあってよかった。
サクサス程度でオレを止めれると思うなよダイワめ!
最後にフックを引き抜こう
痛さでいうと抜くとこがMAXでした。
というのも、カエシを潰しきれてなかったせいで、残った部分が引っかかりながら抜けたんですよね。
ブチブチブチと嫌な音をたてながら抜けていくフック。
抜き終わったあとは手が震えて止まりません。
指先も痺れるし、さっさと帰って消毒したい。
しかし釣り続行
「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざでもあるように、人は忘れる生き物です。
魚を逃して帰る準備をしていたのにも関わらず、気がついたら続投していました。
一匹釣れたら10匹はいるっていうもんね!
てことで、血も止まったし、指先に痺れは残っているけどリールはなんとか巻ける。
消毒もペロッと舐めるぐらいでそこそこに、もっと大きな魚を目指して投げ続けてしまったのです。
おかげで大事なジグを2つも失い、泣きながら帰るハメに。
漁船か釣り船が目の前のボトムに仕掛け?を残していったせいで、いつもの根掛かりポイントが増えていたのです。無念。
カエシは潰したものの、続投してたおかげでサムライジグRも海の神様に奉納される始末。
怪我をしたら病院に行った方がいい
てことで、マジで洒落にならない自体になりそうでならなかった話は終わりです。
僕は特殊な訓練を受けていたために大事にはなりませんでした。
しかし、一般人にフックが刺さってしまった場合、まず病院に行くことを考えたほうがいいでしょう。
普通なら耐えられない痛みだと思います。
もしかしたら痛みで貧血を起こして倒れてしまう可能性もあるかもしれません。
フックを抜くのに失敗したら、神経を傷付けて指が動かないとか後遺症もでるかもしれません。
釣り場は衛生環境がいいわけでもないですし、破傷風などの危険もあります。
病院にいっても麻酔、切開で3000円〜高くて1万円しないぐらいだと思います。
てことで、釣り場の怪我はすぐに病院へ行きましょう!
まとめ
釣りを初めて7〜8年ほど経ちましたが、今まで一度もこういったフックが刺さるということはなく、今回初めてのことでビックリしました。
YOUTUBEとかで見てて、自分は絶対にこんな怪我なんてしないって安全マージンも多めに取っていたのに、色々あるもんですなぁ。
幸い、怪我のほうはしばらく痺れが残っていましたが、2週間ほどしてほとんど感じないぐらいまで治っています。
もちろん今回の件で、ダイワはまったく悪くありませんがアンチダイワが加速しました。
あとサクサスっていう言葉を見ると心臓がキュッとするようになったのは内緒の話。
ここを読んだ皆様は、僕の件を反面教師として怪我のないように気をつけてくださいね。