冬場になると寒くなってしまう日本においては、ビジネスコートを着用する必要があります。ビジネスコートがないと、スーツ姿で移動しなければなりませんので、寒さを直接受けることになります。
ビジネスコートは、プレイベート用のコートと違い何でも着用して良い訳ではありません。ビジネス用に向いているコートを着用するようにして、スーツ姿に合うものを選ぶようにしましょう。
今回は、ビジネスコートの選び方の基本についてご紹介します。
シンプルなデザインのものを選ぶ
ビジネスコートに必要な要素は、シンプルなデザインで遊び過ぎないということです。当然のことですが、ビジネスシーンは仕事ですのでプライベートとは違います。
ビジネスシーンの雰囲気に合っている服装というものがありますので、相手方や同僚が不快に思わないような服装をする必要があります。
スーツを着用することが多いビジネスシーンにおいては、ビジネスコートにも同じことが言えます。奇抜なデザインのビジネスコートでは、雰囲気に合いません。
シンプルなデザインのビジネスコートは、ステンカラーコート、トレンチコート、モッズコートなどがあります。デザインの選び方に困ったときは、この中から選んでおけば間違いはありません。
ビジネスコートのカラー
デザインと同時に迷ってしまうのが、どのようなカラーにすれば良いかということです。これもデザインと同じく、カラーの種類によってはビジネスシーンには合わないことがあります。
具体的にビジネスシーンに合わないカラーは、レッドやオレンジやピンクといったような派手なカラーです。会社にこのようなカラーのビジネスコートで通勤すると、とても浮いてしまいます。
ビジネスコートとしてスタンダードなカラーは、ネイビーやグレーといったシックなカラーです。これらのカラーを選んでおけば、ビジネスシーンでも問題ありません。
基本的には、カラーが濃くなればなるほど落ち着いた雰囲気になります。少しでも大人な雰囲気を出したいときは、濃い目のネイビーやグレーがオススメです。
これらのカラー以外にも、ベージュという選択肢があります。ベージュもビジネスシーンでは問題ありませんが、明るいカラーになりますのでコーディネートが難しい側面があります。
ネイビーやグレーのビジネスコートをすでに所有しているときは、気分転換も兼ねて選んでみても良いでしょう。
ロングとショートどちらが良い?
ビジネスコートには、ロング丈とショート丈のものがあります。どちらもデザインやカラーに問題がなければ、ビジネスシーンで着用することができます。
ただし、ロング丈は身長が高い人でないと似合いません。日本人は欧米人のように身長が高くありませんので、ショートのビジネスコートの方が良いでしょう。
ショートのビジネスコートは、脚のラインがハッキリと見えるのでスッキリした印象を持ってもらうことができます。もちろん、身長が高ければロングコートを選んでも全く問題ありません。
素材による選び方
ビジネスコートは、スーツと同じく素材による選び方もあります。ビジネスコートに使用される素材は様々あり、安価に購入することができるのはポリエステルです。ポリエステルは安価で雨風に強い特徴がありますが、防寒性は若干低くなってしまいます。
その点、価格は上がってしまいますが、ウールやカシミヤのビジネスコートなら防寒性は抜群です。経済的に余裕を持つことができれば、多少高価になってしまいますが、ウールやカシミヤのビジネスコートを所有したいところです。
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ビジネスコートに合わないもの
ビジネスシーンで使うには不向きなコートもあります。まずはダウンコートです。ダウンコートの防寒性は優れていますが、カジュアル感が非常に強いのでビジネスシーンには合いません。ただし、豪雪地帯などに限ればダウンコートを着用しても問題ないことがあります。
ダッフルコートもカジュアル感が強いので、ビジネスシーンには合いません。ダッフルコートは子供が着用するイメージもあり、着用すると子供っぽくなってしまいます。(中学生っぽいというか・・・)
キルティングコートは、ややビジネスシーンでも着用することを見かけますが、やはりカジュアル感が強くなってしまいます。フォーマルな場所には合いませんので、目上の方に会うような場所では着用しないようにしましょう。
まとめ
ビジネスコートに限定すると、シンプルで落ち着いたカラーのものを選ぶようにしたいところです。コートは冬場には必須になりますので、ビジネスシーンでも失礼がないようなコートを購入しましょう。